逆流性食道炎と肩甲骨・肩の痛みとの関係は?

逆流性食道炎と肩甲骨・肩の痛みとの関係は?

 

 

逆流性食道炎と肩甲骨・肩の痛みとの関係は?

 

 

1、 逆流性食道炎と肩甲骨の肩の痛みの関連性は?

 

 本来、肩甲骨周辺(肩周囲)が痛くなるということは逆流性食道炎の症状とは言えません。逆流性食道炎によって胸が圧迫されて鎖骨そして肩甲骨が代償となり痛みが生じていると考えられます。いわゆる肋間神経に痛みが生じているとも言えます。

 

 

2肩甲骨の役割

 

 肩甲骨は扁平三角状の骨で背部で第2肋骨から第8肋骨にわたり付着しています。肩甲骨は鎖骨とも連携しており肩鎖関節を構成しています。可動域は40°〜50°です。また、鎖骨も肋骨と連携しており胸鎖関節を形成しています。これらが胸の強い圧伏を受けることにより肋間神経がまず損傷され代償として肩甲骨を守る肩鎖靱帯などが反応し、痛みが生じると考えられます。

 

 肩甲骨は上腕を屈曲・伸展・内転・外転、外旋、内旋に作用します。肩関節で上腕を外転していくと約120°で上腕骨の大結節が肩峰に対面し、それ以上の外転が妨げられます。外転90°以上になると上腕骨は外旋し、大結節は肩峰下面の後縁をすり抜けて小結節が肩峰に対面し、さらに外転を継続して180°に達します。

 

 このように肩甲骨は胸を圧迫されると上記の動きをした時痛みを感じるということが考えられます。また、肋間神経に痛みが走ってもいるためなおさら痛いです。逆流性食道炎なので迷走神経が一度脳の中枢神経に行き痛みを伝えます。さらに、肋間神経の痛みが求進路として中枢神経を通して痛みを感じます。

 

 

逆流性食道炎と肩甲骨・肩の痛みとの関係は?

 

 

 

2、 まずは薬物療法で治療 

 

発症当時は、ひどい胸焼けと痛みにおそわれているため、薬物療法で治療していきましょう。また、服薬管理(リスク管理)も大事ですので、さぼらず服薬していきましょう。安静時が過ぎたら徐々に軽い運動を始めていきましょう。身体に負担のない程度でいいです。激しい運動は避けてください。

 

そもそも横隔膜が貫通し胃酸が逆流しているのです。つまり、腹圧が高まってしまい横隔膜が貫通するような状態となったといえます。腹圧が高まるというのは、肥満であったり、喘息、慢性気管支炎、加齢による年相応のもの(衰え)、猫背で脊柱が屈曲し(円背)になっているためだと考えられます。

 

これらの人たちはそれぞれのが原因を解消する必要があります。肥満の人であれば脂肪によって腹圧が高まってしまっているので」、脂肪燃焼を運動によって行います。喘息、慢性気管支炎は安静時療法をとりましょう。また、慢性ということは過度な運動はしないでください。急性と違い慢性なのでずっと続きます。

 

加齢であってもリハビリはしましょう。デイケアや訪問リハがあります。猫背による脊柱が屈曲(円背)してしまっている場合は正しい姿勢になるように訓練しましょう。
脂肪燃焼でおすすめの運動は軽いウォーキングやヨガなどです。ウォーキングといっても早すぎずに、スロージョギングなどもいいかもしれません。

 

 

 

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